ヨーロッパ・中東・アフリカ地域の実務はドバイ及びロンドンを拠点として手掛けております。これまでの実績によって確かな専門性を築き、この地域に関心を持つ企業に広範囲な事業分野において調査及びFCPAデューディリジェンスを実施して参りました。
この経験から、調査手段の詳細(どのような情報が公的に提供されていて、どこで手に入れる事ができるか)の他に政治的・経済的・文化的背景の把握、特定な調査のニュアンス(ある産業との取引に関るリスク評価を実施する等)について深い知識を習得しております。
この地域において事業展開を検討する際に、どの様な問題がクライアントにとって懸念事項となるかを私たちは熟知しております。その例として、国際的制裁措置、テロ資金供与疑惑、公開もしくは非公開となっている王族・政府関係者・企業の相互関係、商業における軍関係者の特権の状況、「wasta(コネ)」「baksheesh(贈賄)」と呼ばれる商習慣の影響、などが上げられます。
EMEAチームを統括するのは、ロンドン事務所のマネージング・ディレクター、マーティン・ストーンです。経験豊富なインベスティゲーター、政治アナリスト、作家であるマーティンはアラブ語に堪能であり、腐敗防止、デューディリジェンス、並びにビジネス・インテリジェンスを主導しています。現地調査の一環として、アフリカや湾岸地域にも頻繁に足を運んでおり経験が豊富です。